ここでは、Pro/ENGNEERのデータ形式の事をご説明いたします。
データ形式とは、要するにCADデータの拡張子の事です。
Pro/Eの拡張子は以下の3種類です。
- .prt:部品モデルの拡張子
- .asm:アセンブリモデルの拡張子
- .drw:図面データの拡張子
基本的にこの3つのデータを管理しながら作業を行っていきます。
ただし、上記の拡張子を持つファイル以外にも、3DCADには
別機種の3DCADモデル・アセンブリデータへのファイル変換も行うことも出来ます。
どのような場面で使用するかと言うと、例えば外注さんに3Dデータを渡す際に、
外注さんがPro/Eを持ってなければ(Pro/Eデータを開けるCADが無ければ)、
Pro/Eの拡張子のデータを開くことが出来ない場合があります。
そういう時は、外注さんの開ける3DCADの拡張子で保存を行い、データを渡すと良いでしょう。
もちろんPro/Eにもその機能はございます。
CATIAやSolidWorks等様々な拡張子に変換できますが、
最も多く利用されるのは中間データと言われる下記のの2種類の拡張子です。
- .igs:IGESデータ
- .stp:STEPデータ
基本的にこの2種類を使うことが多いでしょう。
また、別機種の拡張子の3DCADデータを直接開く事も出来ます。
例えばSolidworksでもらったデータをそのままPro/Eで開く事も出来ます。
便利な拡張子変換ですが、注意する点が二つあります。
まず一つ目は・・・
ネイティブデータ同士でデータ変換をする際にモデルが正確に表示されなくなる時があります。
※3DCAD専用のデータをネイティブデータという
これは、交換する際のお互いの3DCADの精度が違うからです。
簡単に言うと、雑なモデルのCADは、精密なCADで再生するのは問題ありません。
しかし逆に精密なモデルのCADデータを、雑なモデルのCADで再生すると性能が足りないので
正確に再生する事が出来ない場合があります。
回避するには、誰かにデータを渡す際には常に中間データにしておく事です。
基本的に中間データはどの3DCADでも再生できます。
次に二つ目ですが・・・
モデリングの作業履歴が無くなります。
データ変換を行うと、そのモデルを作るまでの作業履歴(スケッチ、押し出し等)が無くなってしまいます。
※スケッチ等の説明は部品作成でご説明します
これは、モデルの形状のみ記憶しているので、回避方法はありません。
以上が、Pro/ENGNEERにおけるファイル変換時の注意点です。