ここではメモリーとデータのパージに関してご説明いたします。
メモリーとは、行ったモデリング作業の内容のことです。
前章で少しお話しましたが、メモリーは保存データとは違い保存されません。
Pro/Eのメモリーについて、詳しくご説明いたしますと・・・
- モデルデータA1のモデリング作業を行います
- モデリング作業を行ってモデルA2になるとします
- モデルデータA1→A2になるまでの作業をメモリーと言います
- ここで保存しないでデータを閉じても、メモリーが残っているので、
もう一度開けば、A2のまま開けます
逆にモデリング中、場合によっては、リデゥー(作業を元に戻す)が出来なくなる場合
(アセンブリモデルを消してしまった時等)があるので、
そういう場合にモデルを閉じてメモリーを消せば作業前に戻ることが出来ます。
注意点:
ただし、全ての作業が元に戻ってしまうので、小まめにセーブをしておく事をお薦めします。
メモリーを上手に使用すればモデリング作業の効率もアップします。
次にデータのパージのご説明いたします。
データのパージとは、古いPro/Eデータをパージ(棄てる)事です。
Pro/Eデータを上書きすると、古いデータが消えて新しいデータに上書きされるのでは無く、
図1のように古いデータを残したまま新しいデータを作成します。

【図1:複数のPro/Eデータ】
このまま作業を行っていくと古いデータが次々に溜まっていくので、
古いデータを削除する必要が出てきます。
その時に、図2のように「ファイル」 → 「Purge(パージ)」を選びます。

【図2:ファイル→パージ】
そうすると、図3のようの古いデータのみ消されています。

【図3:1個のPro/Eデータ】
注意点:一度パージしたモデルデータは2度と戻らないので気をつけて下さい。
また、パージするのはワーキングフォルダー内のみの古いデータです。
ちなみに古いデータをヴァージョンとして残しておく事も出来ます。
その場合、残しておきたい古いモデルを別のフォルダーに移動させて下さい。