▼Pro/ENGINEERの使い方をマスターしたいなら、この本がオススメ
【送料無料】Pro/ENGINEER Wildfire 2.0による実践3次元CADテキスト
[ 楽天ブックス ]
ここでは、Pro/Eを利用する際に覚えておくと便利な機能をいくつかご紹介します。
最初にご説明するのは、モデルのカラー変更です。
まず、図1のようなモデルがあるとします。
【図1:3Dモデル】
Pro/Eでモデルを作成すると、最初はグレーのモデルで作成されます。
しかし、アセンブリで部品を見易くするならカラー分けが必要となります。
カラー変更を行うには、Pro/E画面内のツールから、ビュー→カラーおよび外観を選びます。
すると、図2のようにメニューアイコンが出てきます。
【図2:カラー①】
自分でカラーを作成するか、既に設定されているカラーを指定して、
コマンド内の適用を押してから、閉じるをクリックして下さい。
すると、図3のようにカラー変更されたモデルになります。
【図3:カラー②】
なお、部分的にカラーをつけるには、図4のように、
カラーメニュー内にある指定を、"部品"から"サーフェス"に変更します。
【図4:カラー③】
次に、図5のように変更したい面を左クリックします。
すると、面の色が変わります。
【図5:カラー④】
次に、適用を押して、閉めるをクリックすれば、
図6のように指定した面だけ色が変わります。
【図6:カラー⑤】
次に、Pro/ENGINEERでのモデル解析についてご説明します。
モデル解析は作成したモデルの質量や体積などのデータを出力できます。
Pro/E画面上ツールの解析→モデル解析を選びます。
すると、図7のように解析メニューコマンドが出てきます。
【図7:解析ツール】
メニュー内のタイプを"モデル質量特性"にして計算をクリックします。
すると、青い枠のように計算した結果が出てきます。
このように、モデルに材質を入力することで、様々な計算を簡単に行うことが出来ます。
以上がPro/E操作のその他の便利な機能です。